2015年07月10日

プレスの絞り加工ってどんなの?

プレスの絞り加工ってどんなの? 今回は、板金プレスにおける絞り加工についての基礎を紹介します。

絞り加工とは、パンチ(一般に型の凸側)により鉄板をダイス(一般に型の凹側)に流動させ、継ぎ目なしの中空容器を作る加工です。
図1のように様々な形状品があります。

タケダでは円筒絞り、浅絞りが多く、一部に他の絞り加工があります。

また、製品としては絞り加工だけでなく曲げや孔抜きなどの様々な工法との複合品であることがほとんどです。


型の構造ですが図2のようになります。もちろん殆どの場合がより複雑だったりしますが、シンプルに表現した構造図は上記となります。


---------------------------絞り加工の加工順序----------------------------

プレスの絞り加工ってどんなの? (1) ダイス平面とブランクホルダー面でブランク(加工前材料)をはさみ、特定のしわ押さえ力を加えます。

(2) この状態でパンチが降下するとパンチの先端部に接触したブランクはダイス穴へと押し込まれていきます。

(3) この時、パンチ先端部付近のブランクはパンチ肩半径にならって変形し、最終的にそのまま絞り容器底部の形状を形成することになります。

(4) このような円筒形状品が整形されます。

この様な流れで絞り加工は進んでいきます。

プレスにおいては鉄板が硬い物質ではなく、粘土のように成形されるものとイメージしてもらったほうが分かりやすいかと思います。


浅絞り加工の場合は、絞り加工を途中で止めて製品を作るといった方法を取ります。

図のフランジと呼ばれる帽子でいうツバの部分が必要とされる製品に用いられます。

※浅絞り加工品 

プレスの絞り加工ってどんなの? 色んな形状や加工方法がある絞り加工はなかなか奥が深いですね♪

今後の機会では段階的に、より詳しい説明を掲載したいと思います。





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